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“もて耐”

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“もて耐”トップページレポート&受賞者2010年 “オープンもて耐” 8月22日(日) レースレポート

2016年 “もて耐” 8月7日(日)
レースレポート

157周を走りきった【#1 ブルドッカータゴス&はる萬】が圧勝!

2010年 “オープンもて耐” 8月22日(日) レースレポート 72台が決勝レースに進出した“オープンもて耐”。真夏の耐久らしく厳しい暑さの中、予定通り10:00にル・マン式スタートで始まった。ポール・ポジションからスタートした【#21 SP3・アンフィニ・マドカ設計】の金井雅明選手がホールショットを奪いオープニングラップを制し、【#28 FineRacing&よし!ミーティングだ】の東敬太選手、【#53 Team-STR+GTMM】の佐藤直之選手、【#1 ブルドッカータゴス&はる萬】の小板橋達也選手、【#86 高月ガレージレーシングチーム】の岸本ヨシヒロ選手、【#336 ARMADA with SSM】の菅野貴選手と続いていく。後方では22番手グリッドからスタートした【#11 RC30&BLUE EYES】の宇川徹選手が、オープニングラップで早くも9番手まで浮上。トップに追い付くのも時間の問題と思われたが3周目にエンジントラブルが発生。コース上ストップし、懸命に修復を試みるが残念ながらリタイアに終わってしまう。

レース序盤は、さらに波乱が起こる。【#53 Team-STR+GTMM】がトップに立ち、【#21 SP3・アンフィニ・マドカ設計】、【#28 FineRacing&よし!ミーティングだ】が続く展開となっていたが、スタートから僅か20分というところで、ヘアピン立ち上がりで【#21 SP3・アンフィニ・マドカ設計】が転倒。直後を走っていた【#28 FineRacing&よし!ミーティングだ】も避けきれずに転倒するアクシデントが発生。序盤にしてポール・ポジションと4番手グリッドのチームがトップ争いから脱落してしまう。その後、1時間を経過する前にピットに入るチームが多く、【#81 Team GTMM】、【#59 悟空会レーシング☆TORNADO!】とトップを走るチームも目まぐるしく変動する。

その後もトップ争いから抜け出すチームはなく、5時間が経過した時点でトップを走る【#1 ブルドッカータゴス&はる萬】と同一周回なのは、何と7チームもある状況だった。しかし、スピードに勝る【#1 ブルドッカータゴス&はる萬】が、ここから抜け出していく。

後方では2番手争いが熾烈になってくる。【#67 ライディングスポーツ&ファイヤ】の後方に【#68 RS-ITOH+絶版同盟】が迫ってくる。【#67 ライディングスポーツ&ファイヤ】もベストタイムを更新する走りを見せるが【#68 RS-ITOH+絶版同盟】のラップタイムが2秒以上も上回っており、残り30分で、その差は10秒を切ってくる。そして残り15分で【#68 RS-ITOH+絶版同盟】が【#67 ライディングスポーツ&ファイヤ】をかわして2番手に浮上。そのままリードを広げ勝負ありかと思われた。

トップを走る【#1 ブルドッカータゴス&はる萬】は、燃費が厳しかったと語っていたが、ピット・インの回数が8回ながらも、速さでカバーし157周を走りきり、2010“オープンもて耐”のチェッカーフラッグをトップで受け見事に優勝を獲得。「勝因はタイヤをピレリにスイッチして、2009年から使っているバイクをコツコツと仕上げたことですね。あとは今回、6台体制だったのでバイクのデータもそろっていたことも大きかったですね。燃費は自信がありましたが、まさか157周もするとは思っていませんでした。実際、走っていたときは(燃費が)ヒヤヒヤでしたけれど(笑)。チーム的には優勝の他にベストデザイン賞、3時間耐久のポール・ポジションと優勝と、いい年になりました」とコメント。

2位には、何と最終ラップに【#68 RS-ITOH+絶版同盟】がガス欠でストップしたため、劇的な大逆転で155周をマークした【#67 ライディングスポーツ&ファイヤ】が入った。【#68 RS-ITOH+絶版同盟】は154周で悔しい3位となった。

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