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レポート&受賞者

“K-TAI”トップページレポート&受賞者2021 “K-TAI” ファイナルイベントレポート

2021 “K-TAI”
ファイナルイベントレポート

MVPは【#88 Team 道楽の会】が受賞!
【#86 カローラ新茨城_ReonKids_1】がチーム力で最多周回数賞をつかむ!!
【#125 BLUE EYES K】がクラスI 3連覇!
新設の電動カートを使用したクラスEは【#74 ERK Challenge】がクラス最多周回数賞!

もてぎKART耐久フェスティバル“K-TAI”が無事21回目を迎えた。2021年はコロナ禍ながら、感染症対策、事前体調チェックを行い、95台が出走。朝から青空が広がり、予報を上回る気温35度、路面温度も50度近くまで上がる、まさに真夏の耐久にふさわしいコンディションでの開催となった。

ローリングスタートで、ほぼ予定通りの9時30分27秒に第1グループがスタート。ポールポジションを引き当てた【#510 510club】がトップで1コーナーに進入し、【#44 Funny onza】、【#33 teamエムズ】、【#900 ★★★METAMORPHOSE★★★】、【#10 チームFBレーシング】、【#2 ハヤコバレーシング】と続いて2コーナーを立ち上がっていく。後方からは、37番手グリッドから驚異的な追い上げを見せた【#20 U-KART CIRCUIT 挑4】 がオープニングラップのうちに2番手に上がると、2周目にトップに浮上! あっという間に独走態勢を築いていく。【#20 U-KART CIRCUIT 挑4】は、農業廃棄物から作られた第2世代バイオエタノール燃料での実戦テストのための参戦となっており賞典外ながら、群を抜く速さを見せていた。

2番手には、【#510 510club】がつけ、3番手争いを【#314 C.S.I Racing #5】と【#75 RF.AOYAMA 酒パワーズ】が繰り広げ、4番手グループは【#70 racer racer ACCEL+r】を先頭に10台以上の大集団となっていた。

スタート直後に動きがあったのが【#86 カローラ新茨城_ReonKids_1】だった。何とオープニングラップでピットイン! ほぼ最後尾となりながらも13周目には6番手までポジションを上げると、14周目に再びピットイン。早めに給油に入り極力タイムロスを減らす作戦に出ていた。

2時間が経過した時点でも【#20 U-KART CIRCUIT 挑4】がトップを独走。2番手には【#4 ddd】がつけ、【#38 TeamKRS-DAI&MKS】、【#205 MRF with r-kart】が同一周回で続いていた。

そして、折り返しが過ぎた14時を前に、90度コーナーでアクシデントが発生したためセーフティーカーが入る。ピットインするチームも多かったが、タイミングよっては明暗を分ける結果になっていた。

セーフティーカーは86周目から2周入ると、ピットに戻り、リスタートが切られる。依然【#20 U-KART CIRCUIT 挑4】がトップをキープしていたが、レースも残り1時間を迎えようというタイミングで【#20 U-KART CIRCUIT 挑4】がピットに入ると【#510 510club】がトップに浮上! しかし給油のためのピットインが残っており【#510 510club】がピットに向かうと、着実に追い上げて来た【#86 カローラ新茨城_ReonKids_1】がトップに立つ。この時点で2番手につけていた【#888 道楽の会&AMEROID-R@SILK】は追い上げたいところだったが【#86 カローラ新茨城_ReonKids_1】のペースが速く、逆にラップダウンするべく背後から迫ってきていた。

そして残り8分というところで【#86 カローラ新茨城_ReonKids_1】が、ついに【#888 道楽の会&AMEROID-R@SILK】をラップダウン。単独トップの座を手に入れると、そのまま134周を走り切りゴール。見事、総合の最多周回数賞を手に入れた。

「とにかくうれしいですね。作戦通りと言えばそうですけれど、思うようにいかない部分もありました。最後は(2番手を)ラップダウンにしてからは、ペースを落としてゴールを目指しました」とチェッカーを受けた中村仁選手。

「決して余裕はなかったのですが、チームの皆さんが、燃費のことを、様々なシチュエーションで考えてくれたので走り切ることができました。選手もみんなが速かったのでトップを獲れたと思います。チーム力でつかんだ勝利ですね」と小田優選手。

優秀周回数賞となる2番手チェッカーは133周をまわった【#888 道楽の会&AMEROID-R@SILK】、【#4 ddd】、【#510 510club】の3チーム。【#888 道楽の会&AMEROID-R@SILK】はクラスIIの最多周回数賞となった。またクラスIは【#125 BLUE EYES K】が3連覇を達成した。新設となった電気カートを使用したクラスEは、【#74 ERK Challenge】が序盤3番手を走る速さを見せ、クラスEの最多周回数賞を獲得。

今年の“K-TAI”の大半をリードした【#20 U-KART CIRCUIT 挑4】は、トップと同一周回でゴール。賞典外のためリザルトには残らなかったが、バイオエタノール燃料の可能性を速さで見せてくれた。

そしてMVPは【#88 Team 道楽の会】が受賞!“K-TAI”の精神である“みんなでカートを楽しもう”を合言葉に“K-TAI”を存分に楽しんだチームであり、ノーペナルティ、カートのルックスとファッションが印象的であり、公開練習も皆勤賞。ドライバー、ピットクルー、ヘルパーの登録人数も非常に多かったことも評価対象となった。

昨年は5時間に短縮したが、今年は、再び7時間での開催となった“K-TAI”。ピットレポートも復活! 2番ピット前にチーム代表の方1名にお越しいただき、元ツインリンクもてぎエンジェルでもある、水原りかさんがソーシャルディスタンスを取ってインタビュー。実況の木幡ケンヂアナウンサーとも絶妙なやりとりで“K-TAI”を盛り上げてくれた。

2021年も常連チームから初参加チームの方まで、子どもから大人まで、みんなが“K-TAI”を楽しみ、それぞれ新たな思い出を刻んだ。
2022年もツインリンクもてぎで“K-TAI”を楽しみましょう!

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