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レポート&受賞者

“K-TAI”トップページレポート&受賞者2020 “K-TAI” ファイナルイベントレポート

2020 “K-TAI”
ファイナルイベントレポート

MVPには【#78 SPJ TECORSA】が選ばれる!
【#23 A1-RACING RED】が最多周回数賞!!
クラスIは【#125 Blue Eyes k】が2連覇!

20回目を迎えたもてぎKART耐久フェスティバル“K-TAI”。今年は、新型コロナウイルスの影響を受け、集合写真やチェッカーフラッグ体験、ツインリンクもてぎエンジェルのピットレポートなどを見合わせ、7時間から5時間に短縮。感染拡大防止策を参加者の皆さんのご協力のおかげで徹底できたことで開催に漕ぎ着けた。

雨続きだった7月が終わり8月に入ると、ようやく梅雨が明け一気に真夏の暑さがやってきた。K-TAIのファイナルイベントを開催した8月2日(日)も朝から青空が広がり気温も上昇。厳しい暑さの中での耐久となると思われたが、雲も多く、日差しが少ないだけ、いささか楽なコンディションとなっていた。

定刻より、やや遅れて5時間のファイナルイベントは、ローリングスタートで始まった。真っ先に1コーナーに入って行ったのはセカンドグリッドの【#86 カローラ新茨城-ReonKids-1】。これに【#101 FIELD@tousou】、【#30 カローラ新茨城-ReonKids-2】、ポールポジションを引き当てた【#31 3%泥酔ing@GEN】と続いていた。オープニングラップは、【#86 カローラ新茨城-ReonKids-1】が制し、そのテールにピタリと【#30 カローラ新茨城-ReonKids-2】が続き1-2体制。3番手に【#101 FIELD@tousou】がつけ、4番手には【#11 スクーデリアLCT】が浮上し、【#75 RF.AOYAMA酒パワーズ】、【#31 3%泥酔ing@GEN】、【#25 racer racer T.F.A】と続き2周目に入って行く。

淡々と周回をこなしながら、いつものようにピットインのタイミングで順位が変動して行く。1時間が経過した時点では【#38 TeamKRS-DAI&MKS】がトップに立っていたがラップタイムの速い【#510 510club】が前に出るが、その直後にピットイン。再び【#38 TeamKRS-DAI&MKS】がトップに立つ。後方では、【#56 横浜小型四輪競争部】と【#23 A1-RACING RED】が2番手争いを繰り広げていた。

ちょうど折り返しとなる2時間半が経過した時点でも【#38 TeamKRS-DAI&MKS】が47周を回りトップをキープ。【#4 ddd】が2番手に上がり、【#80 OREGA RACING@GEN】が3番手でトップと同一周回に着けていた。

そして、残り1時間を迎えると各チームの戦略が明らかになってくる。この時点で【#2 ハヤコバレーシング】が76周でトップ。【#4 ddd】と【#38 TeamKRS-DAI&MKS】が同一周回で追っていた。この時点で多くのチームは、5回以上ピットインをしていたのに対し【#4 ddd】は、まだ4回しかピットインしていなかった。残り45分というところで【#2 ハヤコバレーシング】がピットインし【#4 ddd】がトップに立つが、残り40分というところで【#4 ddd】もピットに向かう。ここで【#86 カローラ新茨城-ReonKids-1】がトップに浮上し【#23 A1-RACING RED】が追う展開となる。しかし、残り27分というところでダウンヒルストレートから90度コーナーにかけてオイルを出してしまったカートがあり、この処理のためセーフティーカーを導入。2チームの差は1秒759まで縮まるものの、オイル処置のため、そのままセーフティカーチェッカーとなり【#86 カローラ新茨城-ReonKids-1】がトップでチェッカーを受けた。しかし、【#86 カローラ新茨城-ReonKids-1】は、セーフティーカー中の追い越しのため2周減算のペナルティとなったため【#23 A1-RACING RED】が最多周回数賞を獲得した。
「同じチームの2台で走って燃費をかせぐことできました。チームワークの勝利です。途中ヘアピンで接触があり180度回ってしまいタイムロスがあったので、それがなければトップでチェッカーを受けられたかもしれませんね」と岸雄太選手。

【#86 カローラ新茨城-ReonKids-1】は、それでもクラスVで最多周回数賞。クラスTは【#125 Blue Eyes k】が2連覇を達成した。
そしてMVPには【#78 SPJ TECORSA】が輝いた。

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