MotoGP
MENU CLOSE

レポート&受賞者

“K-TAI”トップページレポート&受賞者2016 “K-TAI” エンジョイクラス7時間ファイナルイベントレポート

2016 “K-TAI”
エンジョイクラス7時間
ファイナルイベントレポート

チーム一丸となって手に入れたトップチェッカー【#38 TeamKRS-DAI&MKS】MVPは、サイバーフォーミュラが受賞!

2016 “K-TAI” エンジョイクラス7時間ファイナルイベントレポート

16回目を迎えた、もてぎKART耐久フェスティバル“K-TAI”。今年も8月最終週の週末にエンジョイクラスを開催。台風の接近で天候が心配されたが、夜中に降った雨は、朝までに止み、ブリーフィングが始まるころには、雲間から青空が見えて来ていた。そして123台のカートがグリッドに着きスタートを迎えるころには、太陽がアスファルトを照らし、気温も上昇して来ていた。その後、曇り空となり、例年に比べれば残暑は厳しくなく、過ごしやすいコンディションで2016年の“K-TAI”は進んで行った。

2グループに分かれたローリングスタートで、始まった“K-TAI”。まずはポールポジションを引き当てた【#129 読売自動車大学校】が真っ先に1コーナーに入って行き、【#66 新千歳モーターランド 手動機】、【#28 チャレンヂ・チームベア】、【#82 レーシングチームおび】、【#77 オートクラフト藤井@遠藤AS】、【#68 E.R.O Racing】と続いて行く。第2グループは、【#417 La・Fiesta m.417】が、真っ先に1コーナーに入って行き、前を追う。オープニングラップをトップで戻って来たのは、【#919 AWA by 杉村塾】。これに【#30 カローラ新茨城~REON KIDS~2】、【#174 Xanaduex】、【#129 読売自動車大学校】と続いて行く。スタート直後から所々でスピンするマシンがいたが、スタートから20分が経過したところでコース上にマシンが止まってしまったためセーフティカーが入る。ちょうど、その1時間後にも同じ理由でセーフティカーが入るなど、序盤で2度のセーフティカーが導入される展開となる。これを見て給油を行うチームも多く、そのタイミングによって明暗が分かれた。

そんな序盤の波乱が落ち着いてきた2時間が経過したところでは【#20 Super Chips Dream】が37周を記録トップ。これを【#72 おにぎりレーシング】、【#78 Super-jiji OMSC】、【#29 レーヴRT木曜会】が同一周回で続いていたが、折り返しも過ぎた4時間が経過した時点では、【#29 レーヴRT木曜会】が75周でトップ。これを【#20 Super Chips Dream】と【#38 TeamKRS-DAI&MKS】、【#15 ボンバーレーシング r-kart】とトップと同一周回は、4チームとふるいにかけられて行く。さらに残り1時間となると【#38 TeamKRS-DAI&MKS】と【#29 レーヴRT木曜会】に絞られてくる。

残り45分というところでトップを走っていた【#38 TeamKRS-DAI&MKS】が8回目のピットイン。これで【#29 レーヴRT木曜会】がトップに浮上するが、残り33分というところで9回目のピットイン。再び【#38 TeamKRS-DAI&MKS】がトップに立つと、そのまま132周を走り切りトップチェッカーを果たした。
「チーム全員の力で勝ち取ったトップチェッカーだと思います。公開練習からレーヴRT木曜会さんのことは、速いペースで走っていたので僕たちはチャレンジャーとしてトップを狙いました。そのためには、134周しなければならないので、そのために速さと燃費を考えて来ました。セーフティカーが2回入ったことを考えれば、目標を達成できたと思います。何度も言いますが、チームのみんなが頑張った結果です」とチーム代表の我妻大さん。

惜しくも2番手チェッカーながら同一周回で最多周回数賞を受賞した【#29 レーヴRT木曜会】は、残り30分でピットに入ったのは、燃費が厳しく予定通りのものだったと言う。ただ、スタートでジャンプスタートをしてしまい60秒のペナルティストップを受けていた。タラレバだが、このペナルティがなければ、トップでチェッカーを受けていたかもしれないが、これがレースイベントの楽しさでもある。2016年のK-TAI最多周回数賞は、2チームが132周を記録する結果となった。

優秀周回数賞2番手は、131周を記録。何と8チームもあり、その中で真っ先にチェッカーフラッグを受けたのは【#20 Super Chips Dream】だった。【#20 Super Chips Dream】は、燃費が厳しく10回ピットも予定通りだったと言う。スピードはあるだけに、燃費を改善すれば、もう一つ上を狙えただろう。その後方では、僅差で【#36 K-E POWER WORKS】と【#174 Xanaduex】が続いた。

MVPには、3チーム参加し、“K-TAI”を楽しみ盛り上げてくれた【#318 サイバーフォーミュラ・スゴウ】、【#319 サイバーフォーミュラ・アオイ】、【#320 サイバーフォーミュラ・ユニオン】に贈られた。

来る2017年の“K-TAI”は、ツインリンクもてぎ創立20周年記念大会となる。皆さん、ぜひご参加ください!

※写真をクリックすると、拡大画像をご覧いただけます。

2016 “K-TAI” エンジョイクラス7時間ファイナルイベントレポート 2016 “K-TAI” エンジョイクラス7時間ファイナルイベントレポート 2016 “K-TAI” エンジョイクラス7時間ファイナルイベントレポート 2016 “K-TAI” エンジョイクラス7時間ファイナルイベントレポート 2016 “K-TAI” エンジョイクラス7時間ファイナルイベントレポート 2016 “K-TAI” エンジョイクラス7時間ファイナルイベントレポート 2016 “K-TAI” エンジョイクラス7時間ファイナルイベントレポート 2016 “K-TAI” エンジョイクラス7時間ファイナルイベントレポート