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“Joy耐”トップページレポート&受賞者2019 “Joy耐” 6月16日(日)7時間耐久レースレポート

2019 “Joy耐” 6月16日(日)
7時間耐久レースレポート

何と3回給油を達成!【#7 VersusRacingFIT】が勝利を引き寄せる!!

2019 “Joy耐” 6月16日(日)7時間耐久レースレポート 楽しむことが一番! というコンセプトを第一に考えた耐久レース、もてぎEnjoy耐久レース“Joy耐”が2019年も多くのエントリーを集めて開催。土曜日の公式予選は、ウエットコンディション。日曜日は、朝方まで雨が残っていたもののグリッドにマシンが並ぶ頃には雨も止み、強烈な日差しが雲間から注がれると急激に路面は乾き、気温も上昇して行った。

2グループに分かれ、ローリングスタートで予定通り午前9時15分から始まった。ポールポジションスタートの【#75 ACELINES137EG】が真っ先に1コーナーに入って行きアウトから【#2 ワコーズEDニルズKデンタル】がかぶせて行き、【#57 東和インテックレーシングDC5】、【#82 プアマンズR☆ライア☆DC5】、【#6 ヴァーサスFIT】と続いて2コーナーをクリア。オープニングラップは、【#57 東和インテックレーシングDC5】が先頭、並ぶように【#2 ワコーズEDニルズKデンタル】が続き、レース序盤は、この2台がトップ争いを繰り広げる。

その後、燃費のいいマシンが1回目のスティントを引っ張って行きポジションアップ。スタートから1時間半経過した時点で【#7 VersusRacingFIT】がトップ。【#29 クスコガルフみんモーFITED】、【#78 SPMコミネ吉澤プロセスEP】、【#317 ライフ+U ロードスター】、【#111 AP☆MARTポップGEP82】と続き、いずれも1回目のピットインを行っていなかった。その後、次々と給油エリアを目指し、順位が変動して行く。

2時間経過した時点ではポールポジションスタートの【#75 ACELINES137EG】がトップを走っていたが、2時間27分が経過したころにメインストレートでスローダウン。ミッショントラブルでストップしてしまう。3時間が経過しようとするころ、ファステストラップを記録していた【#246 Yuki&おぼっちゃまズDC5】がV字コーナーの中腹でストップ。グラベルだったが、コースに近い部分だったため、セーフティーカーが導入される。Joy耐では、実に4年振りのことだった。この間、ガソリン給油を行うチームも多く、給油エリアは、やや混雑という状況。

セーフティーカーが解除されると【#78 SPMコミネ吉澤プロセスEP】が初めてトップに浮上。【#129 読売自動車大学校μ俊幸EP82】が32秒454差で2番手につけClass 2が1-2を占めていた。その後も、ピットインのタイミングで順位が入れかわり、レースは終盤を迎える。

残り1時間となったところでは【#57 東和インテックレーシングDC5】がトップを走っていたが、直後にピットイン。かわって【#48 ワコーズEDニルズレーシング】がトップに立ち【#7 VersusRacingFIT】が2番手、【#6 バーサスFIT】が3番手に続きClass FIT1.5ccが上位を占めてくる。トップを走る【#48 ワコーズEDニルズレーシング】だったが、ペースを上げられず【#7 VersusRacingFIT】が大幅に速いタイムで追い上げて来る。その差は、130周終了時12秒459差だったが、131周終了時で6秒244差、132周終了時で0秒723と背後につけると133周目の2コーナー立ち上がりで【#7 VersusRacingFIT】が【#48 ワコーズEDニルズレーシング】をかわしてトップに浮上。その後【#48 ワコーズEDニルズレーシング】はピットに入ると【#6 ヴァーサスFIT】が2番手に浮上する。その後、ラストスティントを担当した【#7 VersusRacingFIT】のヒゴトシヤ選手はチームベストを更新する力走を見せトップを快走! そのまま151周を走り切り見事トップでチェッカーフラッグを受けた。2位に昨年のウイナー【#6 ヴァーサスFIT】が入りヴァーサスレーシングプロジェクトが1-2フィニッシュを達成した。

「versus racingのチーム力、とりわけ頭脳とも言える海老沢さんと飯野さんの作戦のおかげです。#6と1-2フィニッシュできたことも、すごくうれしいですね(浅野哲夫選手)」と語れば「運も味方してくれました。とりわけセーフティーカーが入ったことで余裕ができ最後でプッシュできました(岡滋人選手)」とチェッカー直後にコメントをくれた。

残り13分というところでClass 4トップに浮上した【#188 KRac WM レビン】が総合3位に、Class 3トップとなった【#81 ポップG栗原テインEP82YH】が総合4位に入った。Class 2トップは総合11位フィニッシュの【#129 読売自動車大学校μ俊幸EP82】、Class 9トップは総合13位フィニッシュの【#57 東和インテックレーシングDC5】、Class 5トップは総合17位フィニッシュの【#77 WINIX ★ CIVIC】、Class 6トップは総合20位フィニッシュの【#864 PULSE STAR'SDC5】、Class 1トップは総合30位フィニッシュの【#69 FIT HYBRID H06】、Class 8トップは総合35位フィニッシュの【#101 FWGコサリック・ワンNSX】、Class 7トップは総合49位フィニッシュの【#82 プアマンズR☆ライア☆DC5】となった。

燃費走行で3回給油を実現した【#7 VersusRacingFIT】が勝利を引き寄せる結果となった19回目のJoy耐。総合優勝を狙うには、より燃費が重要なファクターとなってきている。20回大会となる2020年のJoy耐も皆さんの笑顔にお会いできるようツインリンクもてぎスタッフ一同お待ちしております。

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